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ブラック企業が社会問題になっているが、ブラック士業(ブラック弁護士法人、ブラック法律事務所)も問題として認識されつつある。ブラック弁護士法人は弁護士としての使命感や倫理観がなく、利益のために反社会的で違法性の高い業務に手を染める法人である。
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林田力「『家政婦のミタ』『専業主婦探偵』ガンバリズム否定の労働者像」リアルライブ2011年12月27日
http://npn.co.jp/article/detail/82400422/
林田力「桃野よしふみ世田谷区議がデジコン問題を説明」PJニュース2011年12月27日
http://www.pjnews.net/news/794/20111225_4
林田力「『ヨルムンガンド』第10巻、不気味な武器商人の意外な一面」リアルライブ2011年12月28日
http://npn.co.jp/article/detail/48757624/
『相棒』元日スペシャル、“イタミン”が臨時相棒に
http://npn.co.jp/article/detail/33614331/
 『相棒』では犯罪者の置かれた状況を丁寧に描く点も魅力である。社会派エンターテインメントと称される所以である。昨年の元日スペシャル「聖戦」では真犯人は序盤から明らかで、息子を失った後の被害者の苦しみが描かれた。これに対して今回は薄っぺらな思想犯に見せながらも、どんでん返しが用意されていた。
 事件の背後には富めるものはますます富め、貧しいものはますます貧しくなるという格差社会の現実があった。高層ビルによって青空さえも満足に享受できなくなり、ホームレスの居場所が再開発でなくなっていく。これはウォール街占拠や「We are the 99%」の運動と問題意識が重なる。
 さらにホームレスの集う公園で炊き出しする女性は、杉下と伊丹を警察官であると見抜く。伊丹の顔が強面であるという理由で、ここは笑いどころである。一方で警察官と見抜いて警戒する彼女の反応は、ホームレスを排除し、ホームレス支援の活動を抑圧する傾向のある警察の姿勢を反映したリアリティがある。社会性と娯楽性を深めていく相棒に今後も期待大である。

『テルマエ・ロマエ』第4巻、長編化に賛否両論
http://npn.co.jp/article/detail/45919213/
 これまでの短編的な展開でも主人公が平たい顔族と呼ぶ日本人への蔑視は描かれてきた。しかし、それはタイムスリップの認識のないルシウスの無知な大国意識に負うところが大きい。ルシウスが間抜けであり、日本人の読者は笑い飛ばすことができた。
 ところが、主人公が現代日本に長期滞在するとなると、より日本の実態が見えてくる。短期のタイムスリップでは日本の風呂文化の美点だけを吸収し、ローマ帝国で応用すれば良かった。これは日本の風呂文化が古代ローマ市民にも通用すると、日本人の民族的自尊心をくすぐるものである。
 これに対し、長編ストーリーでは経営不振となった温泉宿の買収を目論む同業者や大事にされない老いた馬の悲しみなど、日本社会のシリアスな話題を挿入する。単純に日本の風呂文化は秀でていると民族的自尊心を高揚させたい向きには重たい話である。それが「元のワンパターンな展開に戻してほしい」という不評の一因になっている。
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